13.男…新門辰五郎
作詞:宮沢守夫
作曲:村沢良介
男いのちを 纏に賭ける
火消し稼業の 勇み肌
江戸は「を」組の 元締めで
気っ風の良さで 名を挙げる
「男の中の…男でござる」
その名は…新門辰五郎
サーエー
格子造りに御神燈下げて
兄貴ァ家かと姐御に問えば
兄貴ァ二階で木遣りの稽古
音頭とるのはアリャうちの人
エンヤーラエンヤラヤ
サノヨーイサエンヤラヤ
エンヤラヤレコノセー サノセー
アレワサエーンヤーラヤー
惚れたおせきと 観音さまに
愛を誓えば 鳩が舞う
消すがさだめの 火消しでも
恋の火だけは 消されない
「男の中の…男でござる」
その名は…新門辰五郎
江戸の華なら 数々あるが
火事と喧嘩と 纏持ち
見ろよ見てくれ 晴れ姿
「を」組いのちの この纏
「男の中の…男でござる」
その名は…新門辰五郎
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